先週のネムレスリリパ大阪編のこと

2022年3月20日、3月21日と2日続けてネムレスのアルバム発売を記念したリリースパーティーが行われた。両日とも出演者のメンツがとんでもないことになっていたので、発表直後から参加はマスト案件だった。

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アルバム発売と言っても、実は新曲は1曲だけで、あとは既存曲を再構築した構成になっていた。客観的に見ると、もうほんとこすりまくってる楽曲群とも言える。よく飽きないねって聞きたくなるのだが、なんなんでしょうね、これって一体?うてにゃんの表現が日々アップデートしてるから!ってのが最も大きな理由なんだろう。アウトプットは音楽なんだけど、ライブ表現の背景にはSNSでふれるうてにゃんのキャラクターや様々な周辺のカルチャーなど多くのレイヤーが連なっていて、それらを含めた表現として僕たちはライブで受け取っているからなのだろう。今回の再構築というコンセプトは、それら日々のアップデートによるネムレスの現在地を適切に伝えるためにはとても自然で必要な行為だったんだなーと今は思っている。正直にいうと、先行して一連の曲がバンドキャンプで公開されてからずっとライブで披露されずお預けくらってたのはけっこうストレスだった!出し惜しみせんとはよやってよ!!!って言う気持ちはずっとあったけど、結局これもお預けブーストとして、この日の盛り上がりの推進力に変換されたのだった。

僕がこの一連のリリパを迎える状況としては最悪と言ってもいい状況だった。仕事がら年度末が忙しいのは毎年のことなので、ある程度は覚悟しているが、今年は所属するグループ内のメンバーが体調を崩して長期離脱してしまった後の補填が全然できていなかったことや仕事の成果を収める日がもろにリリパ前後に被っていたことで、直前も直後もバッタバタのバタな慌ただしい状況を余儀なくされていたのでした。振り返るとよく乗り切れたなーと思う。肉体的な疲労は気持ちが切れたこれから出てきそうだけど、とにかく土日にどえらいもんを見せられたことによる気力の充実が凄かったことは大きく関係していることは間違いないだろう。

ちょっと個人的にとんでもない盛り上がりだったので記憶が薄れていく前に少しでも記録しとこうという気持ちからペンをとりました。だいたい書き終えてから通しで読んでみたのですが、他で投稿してるやつよりもさらに説明ないし読みにくいなーと思ったので、先に要約しときます。「ライブがとにかく楽しかった!!!」言いたいことはそれだけです🤩

それでは本編です。


3/20(土)

リリパ1日目ベアーズ。この日は早朝から出勤して開演前に仕事を終えるのがタスク。

休日出勤なので塩梅は自分次第だが、序文のとおり追い込まれていたので、ここまではちゃんとやりきる!を決めて全集中で仕事をこなした。それでも開演ギリで到着。

かなりの客の入りを予想していたが、それほどパンパンではなかった。それでも自由に周りを気にせず踊れるパーソナルスペースまではなく、様子見ながらその時々でポジション変えてこうと、だいたいいつもの感じになる。

開演ギリだったので、いうてる間にトップのミミヒメが出てきた。

オリジナル曲を見るのは今日が初めてなのでとても楽しみにしていた。クラファンで明かされていた楽曲制作を依頼しているメンツがとにかくすごかったので、それを目の当たりにできると思うと自然と気持ちも高まっていくのでした。可愛い感じの曲からスタートした。初めて見るので様子見。実際の所、コロナ禍のライブなので、その時のライブでどこまでを許容するのかといったところは蓋を開けて見ないとわからない場合が多い。この日はお祭りだしベアーズだし多少はいいだろうという考えがあったのだが、1曲目終わりのmcでミミヒメから声出しなしのアナウンスがあり、しょぼーん。演者側からガイドラインが発せられたので、すぐにそれを破る様な行為はさすがにやりにくくなる。mc終わりで最前付近にスペースがあったので移動した。初見だがどれも好みの曲だったので最後まで楽しかった。個人的には3曲目がよかった。後で確認したら星さん曲だった。

ギラギラしているっていったらニュアンスが違うがとにかくなんかエネルギーに溢れている感じがすごい。精力的に活動していくことは間違いなさそうなんで今後も楽しみな存在だ。


2組目はアトミックミニストリー。アトミニを生で見るのは初めてだ。朝倉みずほさんは近い距離では見てないがベルハーから継続してずっと動向が気になる存在だ。2月末のあむち卒業で見たsakasamaがもうとにかく存在が愛おしくなる最高のライブだったので、アトミニでは一体どんなパフォーマンスになるのだろうか。音源ではざっくりとしか聴いてないのだが、しっかりダンスミュージックで、あのみずほちゃんがどんな感じでダンスしてるんだろうなーというのが気になっていて確認してみたかった。蓋を開ければ、やっぱりそうですよね〜って感じの自由なみずほちゃんだった。と言ってはいるが、実はPAさんの前のスペースが空いており(スピーカーが邪魔で基本ステージ見えないので自発的に来る人はあまりいないデッドスペース)、踊るスペース優先で移動してそこで見てたので、みずほちゃんがめっちゃ動いている様子はじっくりは見れていないのだった!

それでも最後までええ感じのバイブス漂う空間を気持ちよく過ごした😇


3組目はくぴぽ。

アトミニに引き続き、PA前のホットスポットで見ることにする。ちあきちゃんのステージを見るのが初めてだったので、じっくり見たい気持ちもあったが、動けることを優先した。くぴぽに関してはほっといても勝手に上がるんで、最初から存分に楽しんでいた。途中からはスピーカーの間のスペースに顔を突っ込んでメンバーにアピールしたりして遊んでいた。やっぱりまこちに最初に気づいて欲しかったので、他のメンバーが近づいた時は顔が見えない様に少し下がったり、スピーカーで見えない様な位置に顔をずらして、まこちが近くに来たときにはめっちゃ声出してアピールした(声出してるけど、そのスペースにいるのは自分だけだから無問題)。そのかいあって、途中でまこちに気づいてもらえてレスももらえた😇物販で、登場が予想の斜め上やったやろって伝えて、互いにワハハと笑い合った。最高。あと、物販でうのちゃんも端っこのスペースでなんかざわざわしてる人がいるのを見つけてくれていた様で、動きで僕だとわかったと伝えてくれた。ライブ中ほとんど前の方に行ってアピールしたりはしないけど、ほんとにいつもめちゃくちゃライブを楽しんでるんやで!!ってことだけはくぴぽのみんなには伝えたい。あと、ジャックニコルソンパイセンに大感謝ですね。

セトリも大阪用の攻めた感じであっという間の30分でした。余談ですけど、グミチョコやった時は、コロナになってからも口上のとこは声は出さないけど体でそのモーションはずっと続けてるし、イエッタイガーも決め続けているのだが、この日は特に冒頭に書いた状況だったので、開放感がすごかった。

くぴぽはコロナを経て、今までの色モノ的なイメージから脱却し、次のステージに入りつつあるというか完全に入った。今後はうてにゃんとの共演も今よりは少なくなるかもしれない。まきちゃんもそれっぽいことをいってたけど、君らの起源はここやぞ!!!ってことは心のどこかに留めていて欲しい気持ちだ。

翌日のクラブイベントには色んな人がうてにゃんにお祝いに駆けつけていたのだが、その中に元くぴぽメンバーが3人もいたのでやっぱりうてにゃんとくぴぽの関係は今後も続いていってほしいもんだ。


そして4番目に瑳里ちゃんが登場。

ライブを見るのはなんと、2年ぶりでソロ活動を開始した時のうてにゃん生誕ベアーズ以来だった。細かい所までは全然追いかけられていないので、今どんな感じになってるんだろうという思いがあり、とても楽しみな気持ちでライブを迎えた。結果、めっちゃ踊れるじゃん!!!がベースにある曲が多く、シリアスな曲も身構えることなくすっと受け入れることができて最高のライブだった。このことはライブ後の物販でも直接伝えたが、踊れる曲を多くしているのは意図的であり、音楽は基本は踊れないと!って感じの回答だったのが意外でもあり、まじで最高だった😇

なんちゅうか、やっぱり瑳里ちゃんって瑳里という名の総合芸術っていうか、自分の美意識に基づいた表現をずっと磨いているっていう印象で、ステージ上の立ち姿や目線ひとつでも思わずゾクってする瞬間が何度もあって、やっぱりステージ表現の厚みが違うわって思った。そういう印象を受けながらも、本人は音楽は踊れることが大切!って認識を持っているのってほんま最高としか言いようがない。あと真面目‼️途中mcで正面から戦争の話しを切り出した。なかなか正面からライブのmcで言えないと思う。客も聞かないし。あえて言う。正面から言う。生真面目かよ‼️なんて思いつつも、前述の様な印象を抱いており尊敬の念があるから、素直に耳を傾けることができる。ほかにそんな人って誰がいるだろうなとパッと思い浮かんだのはブルーハーブのBOSSくらいで、、まじで瑳里ちゃんはこれからも継続して見ていきたいと思った。


そしてラストにネムレス登場!!!!!

直前にホットスポットに行こうとしたが、先に入っている人がいて断念。仕方ないけど、正面からみるか、、仕方ないっていうのは、思うままに体を動かせないことであるとともに、今日はお祭りなんだから、多少周りに迷惑をかけても仕方ないじゃん、許してという気持ちである程度はいこうと決めた。そしてなんと一曲目higaimotionからスタート‼️脇曲からのスタートはうてにゃんからのメッセージだと受け取って、脇脇ステップから一気にトップギアへ。そしてコンクリ➡️mcを挟んでサテラビュー。この日、個人的に最もインパクトがあったのはこのサテラビューだった。他の曲もそうだけど、やっぱりライブハウスのスピーカーを通して音を聴いた時に受ける感覚はヘッドホンで聴いている時の比じゃないのはもちろんだが、なんというか単純に好みの問題でもあるけど、新しいミックスの質感がめっちゃ好みで、ベースのオグラさんメロディーがさらにブリンブリンいってる感じがすんごい気持ちよかった。

結果的に、サイドのスペースではなく、推しの姿を正面から見たことは大正解だった。うてにゃんのパフォーマンスをしっかり受け止められたことと、練り上げられたサウンドをとてもいいバランスで聴くことができたということだ。で、次はVHS vs VEGETA。ネムレス曲の中でもほんと自由で大好きな曲だ。松尾ムーブを挟みつつあっという間に駆け抜けた。最後の落ちサビ前にこの日のために猛者により用意されていたうてにゃんのイラストパネルを自らステージから降りて取りに行きパネルを掲げる。それに合わせてみんなでうてにゃんとパネルにケチャ。マッツォさん!!!何でおらんねん!!!となりつつもとっても素敵なシーンだった。そして再度mc。新しいアルバムがyahooニュースに載ったことや、新曲のタペータムの振りつけのエピソードのお話しを経てそのままタペータム➡️SHURIKEN NAGE NAGEと続く。タペータムは新曲といいつつも音源で聴くと2018から19の感じの印象がけっこう強いので、今後の現場でどんどん楽しみ方を増やしていきたい。ほんで最後にナスタルジー。もう言うことはない。うてにゃんのパフォーマンスに対して自分の純粋な想いで応えよう🤩ネムレスの曲の中で最も思い入れのある曲であり、僕は“共謀して”のオタクであり、エモエモのエモな曲であり、新しいアルバムの中でも特徴的な物理改変があり、今の気分で言うと、曲の高揚感でガンダーラまでたどり着いてしまうかもしれない曲なのである。結果、超エモくなりつつも、後半狂気のブースト&バーストによるビッグウェーブに対峙するにはザコシ的ムーブで対応するしかなかったので、ただのアホになって終わってしまったのでした。ああ最強psycho最高😇

この後、アンコールでマッツォさんリクエストでホワイトも披露されて終了。

ライブってこんなに楽しいのか!!!を噛み締めた。全くなんて日だ!!!

正確に曲順とか覚えてなかったので、これを書くにあたってじゃわてぃーさんの動画見て順番を確認したのだが、この日やったほとんどの曲に自分なりのルーティンがあることに気づいた。単純にこの曲のここではこんな動きしたら気持ちいい!で勝手にやってるだけだけど、振り返るとけっこう数になっていておもろいもんだ。

そして物販で待ちに待った音源を購入した!!!早速中身を確認した。うてにゃんやトミーさん自身も語っているが、手に取ってみて随所にこだわり抜いた仕様であることが伝わった。個人的にくらったのはジャケのイラストである。

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ものすごく過剰なんだけど、このアルバムのジャケとしてはとても適切だと感じる。特徴的なのが、無数に描かれた手である。なんらかのハンドサイン、印相が描かれている。忍者モチーフの新衣装やから印を結んでいる忍者ってのがイメージとしては結びつきやすいが、僕はこの無数の手にこれまでの多くのネムレス及び周辺のライブを経てたどり着いた自分のライブでの動きを思い返していた。ライブを見る時って、音楽の気持ち良さを感じるためにビートに合わせてこちらも何かしらリズムを刻んでいく。できればそのビートと同じ速度で刻むのが同期感が増すので、できる限りは曲のbpmに合わせるのだが、いかんせんネムレス曲および周辺のブコア曲のビートはえげつなく速いのも相当あって、普通に老体がずっとそのビートを刻み続けるのは体力的に困難なことなのである。それでもハーフとかその何分の一かで刻むのはできれば避けたい、、そんな思いを現場で試行錯誤しているうちにたどり着いたのが、指先で高速のビートを刻むという方法だ。基本は中指と人差し指を交互に親指を弾くようにして刻む(ファミコン世代に伝わる表現だと毛利名人のピアノ打ちっぽい感じ)。基本は腕全体を使った大きめの動きでメロディーに合わせた動きをしつつ、並行して指だけ基本となるビートに合わせて刻む。曲の流れや雰囲気によって指先の動きも変化して、キツネになったり、愚地独歩の菩薩の拳になったり、両手を重ねてハトになって飛んで行ったり、、まあそこそこフレキシブルに対応していく。高速ビートに対してフットワークのステップで合わせるのが最適解と思いつつ、それが叶わない体力的な事情から、何年かの現場経験を経てたどり着いた動きだった。なのでジャケを見たときにここ数年の現場の記憶も蘇ったりして、さらになんか熱かった。

ライブってこんなに楽しいのか!!!仕事の抑圧からの解放って部分が大きく作用していることは間違いないが、これだけ楽しかったのは全ての出演者のパフォーマンスが素晴らしかったからに他ならない。感謝の気持ちから全ての出演者の物販を回してチェキを撮った。結局うてにゃんの物販が終わる最後の最後までオタクとあれこれ話しながら過ごした。まん防で店も基本は空いてないし、明日の本番もあるので、ベアーズをでてすぐに解散となった。家に着いてからご飯食べたらすぐに寝てしまった。翌日は透明写真大阪遠征➡️suisuiイベント味園(ネクロ魔、めろん、ソニパ出演)と回してからのroom19でのリリパVERYHARD編を予定していた。冷静に考えて明日も仕事しないとかなり厳しいのと、明後日も仕事(昼には出勤)だったので、これでは体力持たんという判断から午前の透明写真のイベントをキャンセルしてから寝た。


3/21(日)

しっかり8時過ぎには起きて味園までの時間は集中して家で仕事した。ネクロ魔は最初の登場だったので、少し早めに家を出た。今こんなんなってんのか!!という驚きはあったが、これはこれでおもろいやんっていう感想だ。曲はやっぱり強いしカッコいい。昼ごはんをろくに食べていなかったので、味園を抜けて食事。メロンの前に戻る。するとすぐに眠気を催し、結局最後の方まで微睡んでいた。suisuiが終わる少し前にりんさんと出くわし、そろそろ移動するってことだったので一緒に移動した。

うてにゃんイラストパネルをかついでいたので、サンホールやエミュリボンはroomまでの通り道だったので、パネルを置いて写真を撮った。で、ほぼ会場時刻になりroomへ。

味園でほとんど体力使わなかったので、行けるとこまで行くぞ!!!の気持ちで望んだ。すごくいいと感じたら、それにできる限り大きく反応するというのが自分なりのアーティストさんへの敬意だと思っているので、もう全く体動かんとなったら帰ってしまおうかと思っていた。なので、2番手のOZIGIRIさん終わりでもう滝汗ヒーヒーな状態になっていたのでまじでどうしようか、、まだ22時なんですけど!!!!!!もつわけねえ!!って気持ちになっていた。一旦外に出てアイス食べながらクールダウンして戻る。OZIGIRIさん後のtomoyuさん、QURELESSさんのプレイを見つつ、うてにゃんパネルに持ってきたステッカーをボムったり、この日来ていた顔ぶれと話しながら緩めに過ごす。その内、ほぼほぼ回復してネムレスを迎える。直前でうてにゃんに意気込みを聞きに行ったら、マイクどっかいった〜って言いながらセトリも確認せな〜ってめっちゃバタバタしていたw 恒例のというか、ちゃんとしたステージもないんやけど、うてにゃんがフロア内に陣取ってinfinite24/7からスタート。VIPが何人かいるので、多少大きめの動きしても接触しないスペースを探しつつ楽しむ。1曲目おわって、短いmcが入ったのだが、さっそくトミーさんにコンクリの次なんやったっけ?ってセトリ確認してて、ガチでさっきのバタバタの通りセトリ入ってなくてわろた。緊張してたんかな〜。そっからコンクリ➡️手裏剣と繋いでからの、栄免さんをバックDJに従えてのホワイト‼️めっちゃよかったわ〜😂夢中であんま覚えてないけど。ほんで次にLHA+。ほんまに直前でイエッタイガー言えるやん‼️に気づきめっちゃずれてしまうという失態、、しかし魂の叫びであったことは間違いないと断言したい🤩そっからラグナセカの紹介が入ってからのトランスポゾン➡️51.75Hzと繋いで終了(多分)。自分の盛り上がり的にはイエッタイガーがピークだったwそれでも瞬間瞬間は全力でリアクションしてるので黒ひげティーチ並みにゼハーゼハー言いながら外出てブレイク。周辺を徘徊して寒くなってまた戻る。ちょうど栄免さんプレイ中かつ、ふめつのこころかかってたので感激と共にブチ上がる🤩🤩🤩また滝汗吹き出して終了。ぐったりしてフロア端っこのベンチ椅子に座ってラグナセカを見る。めっちゃ優しいかよ😇普通にめっちゃいいのでまた踊り始めるけど、優しい(BPM的に)のでとても心地よい時間を過ごした。そのまま次のラクセナンも最初の方は割とミニマルな展開、クラシックなテクノって感じ(具体的な例えは全然わからん!)の時は静かに反復を楽しんでいたのだが、フットワークな展開になってからは、それについていこうとするもすぐに太ももが悲鳴をあげて、また外へ。ちょっとしてからまた挑むもやっぱり太ももが悲鳴をあげてしまい、やんわり過ごした😭

ラクセナンさんの次は裸絵札さん。ライブで何回か見てはいるけど、まじでこの距離は圧巻。なんかマチコさんジリジリ前に詰めてきてませんでした?途中mcで動画なんか撮らんとライブに集中せい!って注文が入る。ピリッとした空気になりつつ、どっかにあった流そうかなという気持ちはなくなり、正面から真摯に音楽を受け止めよう、反応しようという気持ちになる。めちゃくちゃカッコいいし曲自体も好きなのでもちろん結果的には滝汗状態になることが予想されるんだけど、一つ一つの動き、首振ったり、足踏みしたりのリアクションに力を込め、没入していった。今日一、ヘトヘトになってまた外に出た。ほんま圧倒的やった。ライブは基本的にはリラックスしてゆるく見ることが圧倒的に多いが、こういうピリピリした緊張感の中で真正面から演者のエネルギーの照射を浴びるってのも醍醐味だと思うし、コロナ禍においては、こういう緊張間は全然なかったので、めちゃくちゃ気持ちよかった。圧倒的なライブだった。クールダウンもそこそこにまた戻ってきたら撲殺さんが始まってたので、様子見から入るけど、やっぱり良すぎてちょいちょいうぉーってなりつつも、ほぼ燃えカス状態だったのであまり動けずで終了😂なんやかんやでとうとう残すは1組みだけとなってしまった。

なんでやねんチームの詳細はえむぅさんから聞いて、ナマダブさんのイベント出演者の混成によるユニットの様なもんらしい。この日最初に登場したタラチネさんも含めた4人ぐらいで交代しながらのDJプレイだったと思う。えらいもんで徐々にまた音楽に引っ張られて体力も回復して踊り始める。うてにゃんは率先して前方スペースで踊り、フロアを扇動する。ほんま頼もしいなあ。うてにゃんの観察というのもこういうイベントにおける重要なタスクなので、前の方に陣取りつつ、うてにゃんの様子を見ながら踊っていた。しばらくすると、うてにゃんから前出て踊って盛り上げろやゴラって言われてしまったので、ガンダーラお供勢としては、見に余る光栄な訳で、DJブース前に移動してちょっと頑張った。である程度して選曲の感じが変わるタイミングでそろそろいいだろうという気持ちで後方に一旦はけた。ちょっと休憩してからまた戻った。そしてクライマックスが訪れた。コンクリの魔改造リミックスが流れたのだ。後から振り返ると、まあ流れて当然だと思うんだけど、何故かこの時は全然そういう風に思ってなかったので、最後にまたデタラメでワヤな曲が始まったので、体中に幸せが浸透して大いに笑った。前方に移動してうてにゃんの踊る様を観察しつつ、曲を聴きつつ。いうて魔改造リミックスを聴いたのは昨日のベアーズ終わってからなので、数回程度なのだ。ざっくり前半のあほあほ展開と後半のriajuuさんと思われるイノセントな主旋律ぐらいの認識だった。曲が進み後半riajuuイノセント展開に入った時のうてにゃんが踊る姿はなんだか巫女のように見えた。

https://twitter.com/buhindayoukou/status/1509908973067010053?s=21

忍者モチーフの衣装だけど、袖の部分のゆるい感じとか、祝祭の最後になんかこのイベントに呼び寄せた有象無象に対する感謝の舞の様に感じたからだ。後で調べたら巫女には口寄せの役割もあるようだ。忍者だとしても口寄せの術とかあるし、どちらでもあっても、昨日から今日にかけての有象無象はうてにゃんの口寄せだと解釈すると、すんなり腑に落ちるのであった。僕の中のうてにゃんは3次元の縛りはなくて、2次元を簡単に行き来し、形而上の概念なんかも具現化したり体現している存在で、アメ村周辺の道祖神(ストリートの神)辺りはふらっとうてにゃんの様子が気になって自発的に見にきてたんじゃないかな。

そんな舞と共に祝祭は幕を閉じた。